「骨盤の歪み」による弊害

一般には人は二本足で立つからだとか癖や日常の姿勢などで歪みが
生じるとか云われています。

しかし、実はほとんどの人が生まれたときから骨盤の歪みを持っているの
です。この原因の一つは骨盤に歪みをもっている母親の産道を通って生ま
れてくるからです。骨盤が歪んでいるとその内側にぶら下がるように位置し
ている子宮や卵巣もひっぱられ、歪みが大きければ位置も変わってきます。
産道は「く」の字に折れ曲がり周辺の筋肉は硬くなります。
その産道を、まだ骨格の定まっていない胎児がひっかかり、ねじれながら通っ
てくることになるのです。その結果胎児は骨格のズレ、特に骨盤に歪みを持っ
て生まれてくるというわけです。
また、もう一つの原因として母親のおなかにいるときにすでに骨盤が歪んでい
るおそれがあるということです。母親の子宮の発育が悪いと小さく硬い子宮内
で胎児は無理な姿勢を強いられるため骨盤のズレがおきるということです。

なぜ骨盤が歪むのか

骨盤が歪むと体はどうなるの

ズレのない正常な人ならば、立ってもうつぶせに寝ても肩の左右の高さや
骨盤の左右上辺の位置も水平です。そして左右の脚の長さも同じで立った
場合、脊柱(背骨)は肩や骨盤に対して垂直です。
そして重心は真ん中にきて左右の脚には均等に体重がかかります。

しかし骨盤にズレが生じている場合、例えば右がズレていると骨盤の右が
上に少し持ち上がった形になります。右股関節もねじり上げられるため右足
は短く見えます。その状態で立ち上がると当然体は右へ倒れてしまうため
左脚に体重の半分以上をかけてバランスをとろうとします。

●この結果上体は左に傾き右肩が上がり左肩下がりの姿勢になってしまうの
  です。
  →鏡で見ると左右の肩の高さが違ったり、どちらかの肩紐が落ちやすかっ
    たり、襟ぐりがいつも同じ側にズレたりしませんか?

●骨盤のズレている側の臀部は血行が悪くなり反対側に比べ硬く盛り上がっ
  ていたりします。そして脚への血液循環・リンパの流れなどが阻害されるた
  め脚もやはり反対側に比べ硬かったり太かったりねじれていたりします。
  →長時間歩いたりするといつも同じ脚が先に疲れたり、片足だけツりやすか
    ったりしませんか?

●骨盤の内側も同様の現象が起きていると思われ、骨盤の歪みがひどければ
  子宮・卵巣も引っ張られ位置が変わったり卵管がねじられたりします。
  また周辺の筋肉も臀部同様に硬く萎縮してると血液の循環が悪くなり子宮
  の発育不良や卵巣の機能低下が生じます。
  これが婦人科系のトラブルや不妊症につながっていくのです。
  →生理痛がおきやすいし、いい卵子が出来にくかったりもしますよ。

●バランスをとるための上体(背骨)の歪みは中枢神経の圧迫をまねきカラダの
  痛みだけではなく、内臓の機能低下や各器官の生理循環低下により細胞の
  働きまで衰えてきます。
  →健康面だけでなく、肌の艶・髪の毛など美容にも大きなダメージがあるの
    です。
   

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